鈴子の恋の第20話のあらすじとネタバレ。
はじめのキャストの名前の中にほんこんさん発見。え。ほんこんさん出るん？
７年ぶりの再会に、抱きあう鈴子（映美くらら）と良太（鈴木裕樹）。
良太のバイオリンは借金のかたに取られたらしい。
アツアツなお二人さん。
しかしその時、敵襲を知らせるサイレンの音が鳴り響き、鈴子と良太はまたも引き離されてしまう。
「敵襲ばい」
「怖い！」
「君は宿舎に戻れ。僕は戦いに行かなきゃ」とかなんとか。
鈴子が部屋に戻ると、ワカナが頭から布団をかぶっていた。するとさっきのサイレンは誤報だという放送が入った。
一安心したのち、わざとらしく鈴子の匂いをかぎまくる変態ワカナ。
「鈴ちゃん･･･良太さんの匂いがするわぁ。･･･うそやあ。けど、ボタン外れてんで。うっしっし」
鈴子の襟元のボタンは外されていたのだった。
あくる日、わらわし隊との合同公演は今日も大盛況のうちに終わった。
控え室に、一関がねぎらいに現れた。ワカナは
「今の歌は、イッチー（一関大佐）に向かって歌ったんですぅ」
とクネクネ。それを見た一郎は出て行ってしまう。
一関はこのまま南京に残るのだそうだ。
「日本で会いましょう。」
という一関に
「ええ、会いましょう。早く戦争終わらせて。」
とワカナは答えた。
一方みこしばヒコマロは英次郎の前で鈴子をほめまくった。
「旅芝居を解散して、彼女を単体で売り出したほうがいい。」
とまで提案。
「あんた、何者だい」
と不審がる英次郎に、みこしばヒコマロはニヤリと笑い、ミスワカナと姉妹漫才をやったらどうかと提案。
「新興演芸の社長紹介しまっせ。」
といい、去っていった。
そのまんまかず子はエンタツと話していた。みこしばヒコマロが不審な動きをしている。吉本だけがしきってた演芸の世界に割って入ろうとしてる。とかなんとか。
吉本捨てんといてと頼むそのまんまにエンタツはちゃんと断ったと答えた。
わらわし隊と一座はあさってから別々のところへ公演にいくことになり、鈴子とワカナの即席コンビもこれまでとなった。２人は部屋で合同公演を振り返りながら、語り合っていた。
ここの笑いは強烈や。パワーがちがう、とかなんとか。
明日で最後、おもいっきりわらかしたる！と２人は意気込むのだった。
一方一関は英次郎に電報を渡していた。
その電報の内容に、英次郎は目を見張った。
その後の英次郎は何やら様子がおかしくなってしまった。
「おかあちゃんに何かあったの？」
と何かを察した鈴子は尋ねたが、英次郎は目を泳がせ、
「みこしばから何か仕事の話あったか？ないならいい」
といなくなってしまった。
うそをつくとき、英次郎は必ず目が泳ぐのだった。
そのまんまかず子はヒコマロに会っていた。吉本の芸人に何やいろいろ吹き込んでるらしいでんな。というかず子に吉本のやり方は古い、と反論するヒコマロ。
「上方の秩序壊すようなことしたら許しまへんえ。新興演芸の社長さんによく言うてください。吉本の芸人は一人も金なんかで動きませんて。」
とかず子は言い放ち、去っていった。
一方鈴子は春夫に父英次郎が何か隠しているので探って欲しい、たぶんさきのことだろうから･･･と頼んだ。
そのまんまかず子はワカナと２人きりで話すことにした。もちろん新興演芸のことで。ワカナは
「ご心配なく。うちは吉本一筋や…ていうと思いました？日本に帰ったら新興演芸さんの話聞いて考えさせてもらいます。自分にとって一番いい条件の方で仕事させてもらいますで、よろしゅう、おたの申します」
と答えた。
春夫は英次郎に届いた電報を探し、鈴子に持ってきた。
「サキ ビョウジョウ アッカ スグモドリタシ」
大丈夫かと心配するワカナに鈴子は大丈夫！お客さんが命ですから！と気丈に答えた。
「おさき、がんばってくれよぅ。」
と、英次郎は遠く離れたさきを想い飲んだくれた。
舞台でワカナや一郎と漫才をする鈴子。ワカナは急に打ち合わせと違うことを言い出した。
「私あんたの歌聞きたくなったわ。･･･７年前の今月今夜、筑豊でのあの恋･･･」
とかなんとか言っていると、バイオリンを持った良太が舞台に現れた。
「ここ南京の地で、二人は再会を果たしました。」
とワカナが言い終わるや否や良太はバイオリンを弾き始めた。
曲はもちろん、影を慕ひて。
良太の伴奏に合わせて鈴子は歌った。それにしても、大人になっても、良太は明らかに弾いていない。
その頃日本では、ドクターほんこんがさきに治療を施していた。さきがだいぶあぶない。とかなんとか夏子に説明していた。
南京では、鈴子が涙ながらに歌いあげていた。ワカナは
「特別出演、さかまき二等兵でした。」
と良太を紹介した。
その後日向鈴子一座は残りの公演をすべてキャンセルして、日本へ帰ることにした。
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20話のあらすじとネタバレは以上です。
まさかほんこんさんがお医者様とは･･･。
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